2014年9月17日水曜日

スコットランド独立選挙前に思うこと

いよいよ、スコットランド独立のニュースが
頻繁に日本でも取り上げられるほど、加熱してきました。


スコットランド人ではないけれど、スコットランドに住み、
スコットランド人と接してきて、イングランドの友達とも接してきた者として、
見過ごせない話題。



度々報道される場所が、グラスゴーだったりエジンバラだったりするので、
知ってる風景が映ることを嬉しく思いながらも、独立に関しては複雑な気持ち。


スコットランド人とイングランド人の
「お互いに対する嫌悪感」
は時にものすごいものがあり、日本人としてはかなり理解できないレベル。

九州や北海道を、あんなに差別的な言い方で非難する人っていないと思うし、
北海道の人が東京の人をものすごく悪く言ってるのもほとんど聞かない。

イメージとしては、今問題になっている日中・日韓くらい敵対してる。

もちろん、それが全ての人というわけではなく、
「ちょっと嫌」程度の人もいるし、何とも思ってない人もいる。
イングランドの人がスコットランドに住んでたり、その逆もよくある。



だけど、結局スコットランドが独立したがっているのは、最終的には

「全部ロンドンだけを見て決めやがって。全然俺たちのことを尊重しない!
もともと嫌いだったし、独立だぁ!」

っていうのが、大半だと思う。


実際、スコットランド人でこう思っている人はかなり多い。
ただ、そこから「でも、独立ってなると・・・」って
メリット・デメリットを考えたりして、独立賛成派と反対派に分かれるんだと思う。



スコットランド人は、ものすごーくスコットランドに誇りを持っている人達の集団で、
私もマイアミでたまたまスコットランド人と会って
「私、グラスゴーにいたよ!」と一言掛けたら、全然知らない人だけど
「やっぱりスコットランドは最高だろ?」と、
そこからスコットランド万歳話になってしまったこともある。


私のスコットランド人の友達は

「最終的に、独立しても、もしかしたらうまくいかないかもしれない。
でも、これは何百年かに一度の独立できるかできないかのチャンス。
このチャンスを棒に振るわけにはいかない。
スコットランドを今後どうすべきか、考えるのは俺たちであり、ロンドンじゃない。
ロンドンに指図されてスコットランドが悪くなっていくのなら、
独立して破たんする方がマシだと思う。」

とメッセージをくれた。


彼は、生粋のスコットランド人で、特にイングランドを敵対視してたり、
政治的な人ではなかったんだけれど、
スコットランドという土地や人に対してものすごく誇りは持っていたから、
そういう思いが独立に傾かせたのかもしれない。



独立の話が日本でこんなに報道される前は、
イタリア・スペイン・キプロス・ドイツの友達も関心を持っていて、
自国でも結構報道されてると言っていた。


日本でも報道されているように、スコットランドが独立したら、
イギリス内だけでも北アイルランド・ウェールズも
イングランドに対していい感情を持ってないから独立するかもしれないし
(スコットランドよりも安定した財源がないから、
たぶん独立できない。とウェールズの子は言ってた)


イタリアやスペイン、ドイツも地方ごとに独立しているし、

サッカーみたいな国全体で頑張らなきゃ!
というイベントがあれば団結するが、
それ以外はお互いのことが基本的には嫌いだ

と言われた。



これは、【ヨーロッパあるある】らしくて、結構いろいろな国の子が、
お互い同じ国から来ているのに(大抵)北と南出身者で

「あー・・・そっち出身ね」

みたいな、若干空気が気まずくなることは何回も経験していて、
私はその真ん中「え、ごめんなさい。同じ国なのにそんなに仲が・・・」と、
戸惑ったことが結構な回数ある。


もちろん、口きかない!とか、そこまではさすがに大人だからないけれど、
「ふーん・・・」みたいな、話が弾まないことも結構あった。

スコットランドが独立したら、近隣の国にも独立精神を促す機会だと思うし、
世界地図が何年か以内に変わっちゃうんじゃないかって思う。


どっちがいいのか、私には分からないけれど、
いずれにしてもスコットランドにとって良い未来を願うばかり。


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